中古住宅の健康診断は売り主・買い主にとって必要です
「建物の状態に問題はないのだろうか」「建物のどこをメンテナンスすればよいのか判らない」
中古住宅を購入しようとしたときにこのような不安を感じる方はたくさんいらっしゃいます。
住宅検査やホームインスペクションと呼ばれる既存住宅状況検査は、住宅に精通した検査員(既存住宅状況検査技術者)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。検査により中古住宅の性能が一定の基準を満たしていると診断されると「フラット35(中古タイプ)」の適合証明書の交付を受けることも可能です。
住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前に検査を行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。居住中のご自宅について調べることもあります。また、不動産仲介業者が物件の状況を消費者に明らかにするために利用するケースも増えています。
これからは優良中古住宅が主流の社会!新着情報
これからのストック循環型社会を見越して、2013年6月に「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が国土交通省より示されました。これまで事業者や検査員ごとに様々な状況にあった検査方法やサービス提供の留意事項などが整理されました。また検査員の民間資格も様々でしたが、一般社団法人住宅瑕疵担保責任保険協会が「既存住宅状況検査技術者」登録制度を2013年に開始し、このガイドラインに沿った技術者が生まれました。同時に「適合証明技術者」に登録している検査員であれば、検査した中古住宅の性能が一定の基準を満たしている場合は「フラット35(中古タイプ)」の適合証明書を交付することが出来るようになりました。忘蹄庵一級建築士事務所はこれらの技術者登録の他に「一級建物アドバイザー」の資格登録をしています。
忘蹄庵一級建築士事務所では安心して任せられる技術者による診断が受けられます。
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