企業の開発商品や歴史などを紹介する展示コーナーに2m×3mのフィルム型大画面ディスプレイの設置を中心とする改修の設計です。ディスプレイを少しでも薄く、軽く見せるために建築工事で出来ることを提案しながらディスプレイのデザイン監修をしました。
設置する篠田プラズマのフィルム型大画面ディスプレイ「シプラ」には開発商品である光学フィルムを使用していることもありディスプレイ自体が企業の展示品でもあります。薄型で軽く、曲げられるディスプレイを魅せる展示コーナーの設計がコンセプトです。
早速、シプラが納入されている施設などを見せていただいたところ、シプラの形状の自由さはよく表現されているものの薄型で軽いという特徴をさらに出したいところでした。シンプルな形状で薄くするための話し合いを重ねた結果、100φの支柱2本でディスプレイを支える形状となりました。ディスプレイに合わせて展示品や収納・設備が配されました。